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三浦綾子記念文学館横書きシリーズ 3

泥流地帯 正

横書き・総ルビ 泥流地帯

著:三浦 綾子

紙版

内容紹介

三浦綾子生誕100年記念事業の一環として学校・施設等に贈呈した横書き・総ルビ図書『泥流地帯』を一般発売。通常より大き目の字で、すべての漢字にふりがながついているので、日本語学習に最適。

巻末資料として略年譜、著作一覧を収録。また、「『泥流地帯』の舞台・上富良野町の紹介」(文・上富良野町企画商工観光課)では、「『泥流地帯』と上富良野町」「実在の地名・人物・出来事」「かみふらの観光ガイド」「泥流地帯&上富良野MAP」といった資料を紹介。

三浦綾子生誕100年記念特別展「プリズム―ひかりと愛といのちのかがやき―」(2022年4月1日~2023年3月21日)のパネル文章も収録。

本書を作成するにあたって

〔漢数字について〕
本書は原作と異なり、文章を横書きにしています。読みやすくするため、作中で使用されている漢数字は算用数字に置き換えました。ただし、人名・地名・書名などを含む名称類全般、熟語、慣用句、引用文、そのほか、算用数字になじまないと思われる語句はそのままにしています。

〔ルビ(ふりがな)について〕
本書では、すべての漢字にルビ(ふりがな)を振っていますが、その中には複数の読み方ができる語句もあります。本書のルビはそのうちの1つにすぎず、決まった正解があるわけではありません。疑問が生じたときには、ご自分なりの学習機会になさってください。"

目次

泥流地帯 もくじ
山合の秋 ……7
雪の道……47
矢車 ……93
日追い鳥 ……133
氷柱 ……171
土俵 ……225
足長蜘蛛 ……271
桜吹雪 ……337
雪間 ……389
轟音 ……403
煙 ……441
三浦綾子とその作品について ……493
『泥流地帯』の舞台・上富良野町の紹介 ……521

著者略歴

著:三浦 綾子
1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

ISBN:9784991232541
出版社:三浦綾子記念文化財団
判型:4-6
ページ数:538ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2023年06月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB