このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版]
あたいの沖縄旅日記
著:小川てつオ
紙版
内容紹介
あたいは、船にのっている。でっかい船だ。
19歳、似顔絵の看板背負って沖縄へ——
おばさん、おじさん、おじい、おばあ、に怒られ、ほめられ、愛される。
そこには、人生の出発点の輝きがある。
10年後再訪し、人々の生と死に触れ、人生の深みを知る。
社会からの抑圧を感じている人々を元気にした、ラディカルな表現者 小川てつオ 伝説の一冊です。ロードムービーのようにすすむ日記とスケッチで、沖縄の人々の姿が立ち現れるのも魅力。
新版は、著者の加筆のほか、カラーの絵、差別問題や沖縄戦を語る編注を加え、100頁増訂しました。重層的な旅の世界が広がります。
【初版の感想より】
この本、キュンキュンポイントがたくさんあるんです。10代の時に読めていたら、すっごい励まされていただろうな。
かとうちあき(野宿野郎編集長(仮))
老後のことばかり考えてたけど せやん! 300年いきたらええやんって、思ったら 元気でた!
杏さだこ(ヘルパー)
小川さんの文章はいい、ということは知っていたけど 19歳のときからいいとは知らなかった。読み終わって、自分のやり方で人生を生きるためには知恵と信念と愛嬌が大事だなあ、とも思った。家庭でも学校でも教えてくれないから、いろんな人がこの本を読むといい。
大林えり子(ポポタム)
目次
あたいのルンルン沖縄一人旅
・本島篇
・宮古篇
・八重山篇
10年後の旅
初版あとがき
ゲロからの手紙
編集から
新版あとがき
付属物
【付録】著者×かとうちあき 対談「300年を読み返して」