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悩めるクリニック経営者のための もうイラつかないスタッフとの関係づくり

著:永野 光

紙版

内容紹介

診療所経営者にとって、"人(スタッフ)"の問題が「一番大変」という。世代の違い、専門家と非専門家の対立、なじみのない医療の慣習、不規則な終了時間、などなど理由はいろいろあるが、診療に集中したい経営者にとって人のマネジメントは頭痛の種。そんなトラブル相談をいろいろな施設から受けてきた著者が経営者と一緒に考え、ともに対応してきた経験を事例として具体的に紹介。

目次

【新人教育に悩む】
1.新人が現場経験の豊富な指導担当者を猛烈批判
2.年上で医療経験者の新人に先輩スタッフが気後れ
3.メモも取らずに何度も同じことを聞いてくる新人
【意識改革したい】
4.備品の故障を知っているのに放ったらかし
5.事の重大性を考えずただただ言われたままに行動
6.スタッフがカルテに差別的な内容を記述
7.院長宛の親展郵便を勝手に開封して放置
8.診療報酬改定準備に関心がなさすぎるスタッフ
【手順を見直す】
9.毎年同じことなのに連休の休診準備が今回も不完全
10.院内DX化に理由を挙げていちいち反対
11.院長の急病で臨時休診 スタッフだけの対応が心配
12.電話をうまく避ける人がいて業務量に偏り
13.発熱外来の対応でスタッフから苦情の連続
【介入したらよいのか迷う】
14.先輩スタッフの陰口で新人が定着しないのではと心配
15.患者さんが途切れるとおしゃべりに夢中
【気づかなかった】
16.仕事を抱え込み過ぎていっぱいいっぱいのスタッフ
17.転職看護師が入職3日目でもどかしい思いに直面
18.気立てが良かったスタッフに現れたブラックな裏の顔
【スタッフの気質にとまどう】
19.集中すると周りが見えないのでミスが心配
20.機嫌の浮き沈みが激しくて雰囲気を暗くするスタッフ
21.面接では好印象だったのに実務の態度にがっかり
22.コロナ禍以後簡単に理由を見つけてすぐ休むスタッフ
【専門職意識に困る】
23.収益に貢献している自負から特別扱いを求めるPT
24.院長が頼みとする看護師が実は他職種には高圧的
【スタッフと対立した】
25.スタッフたちにことごとく反発された院長夫人
26.収益向上のため予約枠増にスタッフは猛反対
【退職者に悩む】
27.「思ったより大変」と入職直後にあっさり離職
28.家庭の事情により在職1年ほどでやむなく退職
29.同時期に退職希望が相次いでひどく落ち込み
30.スタッフから「辞めます」と宣言されるたびに自信喪失

著者略歴

著:永野 光
1971生まれ
社会福祉士(社会福祉士登録No.101766) 公益社団法人日本医療社会福祉協会会員医療ソーシャルワーカー  龍谷大学社会学部社会福祉学科卒業。大学卒業後、印刷会社の秘書室に入社。その後、一般病院へ転職。医療ソーシャルワーカーとして12年の経験を積む。その途中で、夫が永野整形外科クリニックを開業。2009年からクリニック経営に携わる。院長妻の業務とともに永野整形外科クリニック ヘルプデスク兼務。起業前から院長夫人を対象にしたセミナーでの講演やソーシャルワーク技術による経営者支援を行う。主な著書『院長妻から院長夫人への42のメッセージ』(プリメド社刊)

ISBN:9784938866723
出版社:プリメド社
判型:A5
ページ数:127ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MBN