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新おはなし名画シリーズ 24

対訳 北斎の富士

監:辻 惟雄
著:西村 和子

紙版

内容紹介

【博雅堂の『新・おはなし名画シリーズ』】
児童書として作られた美術全集『おはなし名画シリーズ』が、安くて軽い新シリーズ、『新おはなし名画』となりました。
おはなし名画は大型版、64ページのため、「低学年の子どもには大きく重い」というご意見をふまえ、《大きな画面で、高画質の図版を》という『おはなし名画』の趣旨を持ちつつ、ページ数を30数ページにおさえ、装いも新たに、第21巻から『新おはなし名画シリーズ』としました。
入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。

【やなせたかしさんの推薦の言葉】
「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」

・第24巻 「北斎の富士」(B4変型版 オールカラー36ページ)
世界遺産に登録された富士山。その山に魅せられた江戸時代の天才絵師葛飾北斎によって描かれた28枚の富士山の絵とそれにまつわる「おはなし」を英語と日本語で楽しめます。
大江健三郎氏のノーベル賞受賞講演の翻訳された山内久明先生の格調高い英文付きです。
日本への観光客増加が見込まれる中、英語で北斎や富士山のことを説明できると喜ばれますね。日本に来られた観光客へのプレゼントにも最適です。
75歳の時、北斎はこんなことを言っています。
「70以前に描いたものは実に取るに足らないものばかりだ。幾分、物の形と自然の命が分かってきたのは70を過ぎてのことだ」
そして、70歳を過ぎて描いたのが有名な「富嶽三十六景」です。
北斎は富嶽三十六景を描き上げたのち、富嶽百景という絵本を書いています。「富嶽三十六景」では様々な富士の姿を描いた北斎ですが、「富嶽百景」では富士山を見ている人々に目を向けた絵が沢山あります。
私達はその絵を見て、江戸の人々の暮らしや文化を知ることができます。

"Hokusai’s Mt.Fuji in Japanese and English"
Hokusai was a genius Ukiyo-e artist who significantly influenced Impressionists like Vincent van Gogh.
You can enjoy his masterpieces in this book with large images and concise English sentences.

ISBN:9784938595562
出版社:博雅堂出版
判型:B4
ページ数:36ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2013年09月
発売日:2013年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1FPJ