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リストラ家族

民法改正と夫婦別姓

著:遠藤 誠
著:池内 ひろ美

紙版

内容紹介

民法改正で結婚・離婚はどうなるのか? 夫婦別姓、通称使用、ペーパー婚など、約20人へのインタビューを通じて様々な家族のあり方をリポート。

目次

 目  次
プロローグ
 夫婦別姓、是か非か
 私は事実婚で通称使用
 「別居後五年で離婚成立」は長い

第1章 揺れる議会
 急浮上した「通称使用」の法的地位
 与野党入り乱れる大論議
 賛否続出の地方議会
 市民シンポジウムでは
 日本の民法とは
 別姓推進の国際的理由

第2章 夫婦別姓論の現在(いま) 
 旧姓使用を認めた市長
 日本弁護士連合会のスタンス
 地域とインターネットで別姓を考える
 インターネットでパフォーマンス
 歴史の中の夫婦別姓

第3章 家族が変わる 明日が変わる
 日本で一番古い夫婦別姓推進者
 ボクは通い婚
 同居では夫婦ではない?
 夫婦別姓への夫の反応
 姓の大切さに気づくのが遅かった?
 仕事上で不都合だから夫婦別姓
 戸籍制度はイヤ
 ボクらはペーパー離婚
 ペーパー婚そしてペーパー離婚

第4章 リストラ家族がはじまる 
 子供の姓を結婚の時に、なんて!
 離婚が成立しなければ福祉がない
 「別居後五年」は長い
 民法改正で離婚を待つ
 再婚禁止規定の撤廃を
 高校生では結婚できないの?
 愛人に相続なんてイヤ
 同じ兄弟なのに価値が半分

第5章 民法改正案の解説
 一、夫婦別姓
 二、婚姻最低年齢
 三、再婚禁止期間
 四、夫婦間の約束取消権の廃止
 五、離婚
 六、相続
 資料 民法の一部を改正する法律案要綱案

第6章 インターネットでの大論議
 私は別姓に反対
 個人主義と別姓
 家族とはなに
 私は私でいたい
 夫婦別姓論とは
 子供は姓を選べない
 国の制度には抽象的理念が必要
 別姓反対論は論外
 別姓、私は大賛成

資料 夫婦別姓をインターネットで分析

著者略歴

著:遠藤 誠
 1930年10月、宮城県大河原町生まれ。東京大学法学 部卒業。参議院法制局主事、千葉地裁判事補を経て、現在は弁護士。帝銀事件弁護団長として現在、死後再審請求中。現代人の仏教の会、弁護士会仏教勉強会、心のふれあう会(社会科学研究会)を主宰。
 主な著書に『弁護士と仏教と革命』『今のお寺に仏教はない』『般若心経』『観音経』『歎異抄』『観音 経の現代的入門』『道元禅とは何か』1巻・2巻『絶望と歓喜』上巻・下巻『行動派の整理学』『解読暴力団 新法』『コンメンタール暴力団新法』『写真集・山河 慟哭』(以上はすべて現代書館)。『帝銀事件と平澤貞通氏』『法華経を読む』(以上三一書房)。『真の宗教・ニセの宗教』(たま出版)。『新右翼との対話』(彩流社)。『借地借家の法律常識』(日本評論社)。『男と女の法律相談』(21世紀書院)。『現代人の仏教』 (遠藤法律事務所)。『交遊革命』『続交遊革命』『リ ストラ家族』(共著)(以上社会批評社)等。
連絡先●東京都港区西新橋1-8-8中銀虎ノ門ビル7F
     TEL03-3501-3617 3501-2663
著:池内 ひろ美
 1961年生まれ。ノンフィクション作家。
 離婚と結婚をテーマとしたホームページ『離婚の学校』を主宰。インター  ネット関連の企画立案を行う。編集者・ライターを養成するスクール『編集 の学校』設立に参画し事務局長を務める。
  著書に『リストラ離婚』『リストラ離婚まだまだ』(以上双 葉社刊)『素 敵な女性は今、インターネット』(ジャパン・ミックス刊)。
連絡先●ビーズ・コミュニケーションズ
東京都港区南青山2-20-5シルク青山2F
池内ひろ美の離婚の学校
URL=http://www.jah.or.jp/〜ikeuchi
internet WOMAN
URL=http://www.ikeuchi.com

ISBN:9784916117274
出版社:社会批評社
判型:4-6
ページ数:238ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:1997年04月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB