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100年未来の家族へ

ぼくらがつくる“弁当の日”5.7.5

著:竹下 和男
写真:宝肖 和美

紙版

内容紹介

「親は手伝わないで」校長のこの一言から2001年に始まった”弁当の日”。実施校は2018年現在、全国で2030校に。「自分で作る」「家族に作ってあげる」…「入院しているおばあちゃんに届けたら、ベッドの上に正座で泣きながら食べていた」。「いただきます」「おいしかった」あたりまえの言葉がこんなに嬉しいなんて。18年撮りためた写真と子どもたちの残した言葉から掬い上げた川柳128句で構成した本書は、子を持つ親の世代になった「弁当の日」1期生の「先生たちの考えていることがだんだんわかってきた」と言ってくれた子どもたちへの返礼ともいえようか。

目次

プロローグ―4
1 はじまり―7
2 やりたい―21
3 できる―41
4 もっと―83
5 みらい―109
番外編―123
弁当を作る( 百年後版)―140

著者略歴

著:竹下 和男
1949年、香川県生まれ。小・中学校長、行政職を経て平成12年度より香川県滝宮小、国分寺中、綾上中の校長を歴任。3校で全国初の試み「子どもが自分で作る”弁当の日”に取り組み、2010年3月退職。朝日・毎日・読売・産経各紙、共同通信を通じて各地方紙や雑誌等で広く紹介。その間、『”弁当の日”がやってきた』『台所に立つ子どもたち』『始めませんか 子どもが自分で作る”弁当の日”(対談・鎌田實氏と)』『ごちそうさま もらったのは”命”のバトン』(自然食通信社刊)を上梓。以後フリーで講演活動を通じ、学校・家庭・地域が手をつなぎあう手立てとしても”弁当の日”への理解を深めたいと、精力的に活動している。著書多数。
写真:宝肖 和美
1973年生まれ。96年、(株)スタジオエビス入社後、99年独立。CDジャケット:椎名林檎『加爾基 精液 栗の花』、宗次郎(オカリナ)、ベッキー、King Bratherz。「日比谷公会堂」記念写真。『Feeling Birth』(自然食通信社)撮影。ライフワーク:出産写真「ありがとう」上映会、男の介護教室(久留米教室)主宰。

ISBN:9784916110886
出版社:自然食通信社
判型:A5変
ページ数:144ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB