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究極の学び場 京大吉田寮

他著:冨岡 勝
他著:佐藤 公美
他著:千松 信也

紙版

内容紹介

共に暮らすことが、最高の学びだ!

「京大吉田寮」は、日本最古の学生寮。築100年以上の歴史的建物は現役で、いまも学生たちの生活をあたたかく包んでいる。

寮の運営は、大学と寮生との話し合いにより担われてきた。
京都大学の初代総長であった木下広次が、「寮は学生の切磋琢磨の場であり、大学の研学修養上の重要な機関である」と位置づけ、共同生活のもたらす教育効果を重視したことが原点にある。

開かれた場で過ごし、ダイバーシティを身をもって学んでいる現役寮生+医師、起業家、研究者、作家などなど、各界で活躍する個性的な卒寮生や関係者が、吉田寮の魅力をたっぷり紹介します。


【特別インタビュー】ノーベル賞受賞 故・益川敏英博士からのメッセージも掲載!

◇第Ⅰ部 学び、暮らし、自由を考える場

吉田寮ってどんなとこ?――建物・自治・歴史のかんたんな紹介 冨岡 勝
「話し合い」と「自由」、そして歴史と現在――最新式のアクティブ・ラーニング仕様の素敵な教室よりも、寮の食堂や大部屋で議論するほうがずっと楽しい 佐藤公美
ぼくが猟師になったわけ――吉田寮で暮らしたからこそ選んだ暮らし 千松信也
ニューヨークと吉田寮の共通点――人間は対等であると信じること 近藤 司
「『一緒に場を作る』――京都大学吉田寮の共在秩序」を読む 福島直樹
「京都啓蒙」と吉田寮――スコットランド啓蒙との共通点 山森 亮
寮自治とフェミニズム――オールジェンダートイレ 高橋歩唯
対談 毎日が多文化コミュニケーションの演習だった 色平哲郎+合田 真

◇第Ⅱ部 魅力がいっぱい!木造建築と寮生活

人間性を鍛えてくれた自炊制度と寮生活――生涯の進路の原点となった活動 奈倉道隆
【座談会】個室と相部屋、西寮と東寮
古い建物とともに暮らす――吉田寮から北京、そしてイルクーツクへ 多田麻美
木造建築と吉田寮の魅力――建物が生きている場所をこれからも 細入夏加
吉田寮の建築的な価値――建築文化財としての修復、保存に向けて 中尾芳治
寮食堂と厨房の位置づけを考える――吉田寮の解放と多様性の獲得 小林拓也
自治寮とシェアハウス pha

【インタビュー】益川敏英先生から、吉田寮生へのメッセージ

ほか、コラムあり。

※目次は2024.3月時点の内容です。

目次

◇第Ⅰ部 学び、暮らし、自由を考える場

吉田寮ってどんなとこ?――建物・自治・歴史のかんたんな紹介 冨岡 勝
「話し合い」と「自由」、そして歴史と現在――最新式のアクティブ・ラーニング仕様の素敵な教室よりも、寮の食堂や大部屋で議論するほうがずっと楽しい 佐藤公美
ぼくが猟師になったわけ――吉田寮で暮らしたからこそ選んだ暮らし 千松信也
ニューヨークと吉田寮の共通点――人間は対等であると信じること 近藤 司
「『一緒に場を作る』――京都大学吉田寮の共在秩序」を読む 福島直樹
「京都啓蒙」と吉田寮――スコットランド啓蒙との共通点 山森 亮
寮自治とフェミニズム――オールジェンダートイレ 高橋歩唯
対談 毎日が多文化コミュニケーションの演習だった 色平哲郎+合田 真

◇第Ⅱ部 魅力がいっぱい!木造建築と寮生活

人間性を鍛えてくれた自炊制度と寮生活――生涯の進路の原点となった活動 奈倉道隆
【座談会】個室と相部屋、西寮と東寮
古い建物とともに暮らす――吉田寮から北京、そしてイルクーツクへ 多田麻美
木造建築と吉田寮の魅力――建物が生きている場所をこれからも 細入夏加
吉田寮の建築的な価値――建築文化財としての修復、保存に向けて 中尾芳治
寮食堂と厨房の位置づけを考える――吉田寮の解放と多様性の獲得 小林拓也
自治寮とシェアハウス pha

【インタビュー】益川敏英先生から、吉田寮生へのメッセージ

ほか、コラムあり。

著者略歴

他著:冨岡 勝
トミオカ マサル 近畿大学教職教育部教授。
他著:佐藤 公美
サトウ ヒトミ 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
他著:千松 信也
センマツ シンヤ 猟師。

ISBN:9784910686127
出版社:実生社
判型:4-6
ページ数:176ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2024年05月
発売日:2024年05月15日