近代日本の学術と陽明学
編:二松学舎大学 東アジア学術総合研究所 陽明学研究センター
紙版
内容紹介
二松学舎大学のシンポジウムを基にまとめたもの。日本で唯一の専門研究機関が近代日本における陽明学を多角的に検証した1冊。雑誌『陽明学』の別冊。
目次
緒言(牧角悦子)、陽明学は右か左か(小島毅)、定理と「心」(山路裕)、陽明学研究におけるテーマ性について(大場一央)、三宅雪嶺と近代日本の陽明学(山村奨)、水戸学における尊皇攘夷について(松崎哲之)、安岡正篤の陽明学理解について(永富青地)、二松学舎をめぐる陽明学(鈴置拓也)、陽明学関連資料データベースの構築について(今井悠人)、九州大学における陽明学研究(藤井倫明)、シンポジウム「近代日本の学術と陽明学」に参加して、今後更に期待すること(町泉寿郎)、浙江省紹興における「陽明学ブーム」(銭明)、透谷 夏の終わりに あとがきにかえて(和久希)