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全国駄菓子屋探訪

監:土橋真

紙版

内容紹介

「大切なことはすべて駄菓子屋が教えてくれた」

子どもたちにとってのサードプレイス。
大人たちの思い出の場。

北海道から沖縄まで、
創業100年以上の老舗から令和のニューカマーまで
古今東西29軒の駄菓子屋にインタビュー。
駄菓子の源流・メーカー、流通の要・卸問屋、
歴史から未来の展望にいたるまで
駄菓子屋文化を完全網羅!


子どもにとって、学校や家では教えてくれない大切なことを学べる場でもある駄菓子屋。昔子どもだった多くの大人たちにとっても、原体験として思い出とともに大きな影響を与えている。全国の駄菓子屋さんから、これまでの歩み、これからの展望を取材することで、時代の変化に応じて形を変え、これからも文化として残り続ける駄菓子屋の魅力・文化を探る一冊。

【インタビュー店舗】
伊勢崎のもんじゃは、甘い
サッちゃんち(群馬県伊勢崎市)

商店街に残る露店の駄菓子屋
赤城屋(埼玉県越谷市)

巨大なカールおじさんがお出迎え
徳村菓子店(沖縄県石垣市)

関東たこせんの元祖
ひばり(東京都足立区)

心通じる“手動”販売機
まぼろし堂(千葉県八千代市)

友達の家のような京町屋
北原商店(京都府京都市)

製造・卸・小売の“三足”のわらじ
倉本製菓(徳島県海部郡)

駄菓子とデザインの融合
おかしたべたい(愛知県名古屋市)

おもちゃとゲームの小宇宙
第二しんみせ(神奈川県横浜市)

ここは駄菓子のテーマパーク
日本一のだがし売場(岡山県瀬戸内市)

他全国の駄菓子屋を紹介

著者略歴

監:土橋真
駄菓子屋文化研究家。生まれも育ちも東京浅草。1980年代、多感な少年時代を下町の本場で揉まれ、オラが駄菓子屋「ババヤ」や、他校区の駄菓子屋での様々な経験を通じ、良いこと悪いこと含め多くを学んだ後、駄菓子屋通いを無事に卒業。長じて2011年。ある日、偶然見つけた小さな駄菓子屋に、少年時代の終焉から離れていた長きブランクを乗り越え入店。子どもの頃には気づかなかった素晴らしき役割に感動し、駄菓子屋通いを再開する。耳目を頼りに足で稼ぐアナログスタイルで駄菓子屋を探しあて、店主から話を聞き、まとめたブログ『大切なことはすべて駄菓子屋が教えてくれた』で、現代駄菓子屋事情を活き活きと描き、絶滅危惧種説を払拭し、世間を驚かせる。会社員として働きながら、『マツコの知らない世界』や『日本経済新聞文化欄』など多数のメディアに出演し、駄菓子屋文化の今を鮮やかに発信中。

ISBN:9784910352398
出版社:トゥーヴァージンズ
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2023年01月
発売日:2023年01月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN