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バビロニア創世叙事詩 エヌマ・エリシュ  

著:月本昭男

紙版

内容紹介

海の女神ティアマトに対する、バビロンの守護神マルドゥク、原初の混沌に対する闘いを描く創世神話。ここに登場するメソポタミア・パンテオンの神々は、世界と人間の起源を語る上で、一つとして欠かすことのできない役を振られている。
メソポタミアの神殿で、ともに朗誦されたと思われる創造譚。太古の人びとの祈りと陶酔と脱魂を伝える。

著者略歴

著:月本昭男
1948年生まれ. 専攻, 旧約聖書学・古代オリエント学. 現在, 立教大学文学部教授.
著作:『古代メソポタミアにおける死者供養の研究』(ドイツ語版, 1985),『創成神話の研究』(編著, リトン, 1996), 『ギルガメシュ叙事詩』(編訳, 1996), 『創世記』『エゼキエル書』『ルツ記』『コーヘレト書』旧約聖書Ⅰ, Ⅸ, ⅩⅢ(1997−98), 『歴史と時間』歴史を問う2(編著, 岩波書店, 2002), 『古典としての旧約聖書』(聖公会出版, 2008),『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店, 2010), 『この世界の成り立ちについて──太古の文書を読む』(ぷねうま舎, 2014)『新装版 ギルガメシュ王の物語』(ぷねうま舎, 2019)ほか.

ISBN:9784910154398
出版社:ぷねうま舎
判型:4-6
ページ数:208ページ
価格:3200円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月23日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB