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右手を失くしたカリスマ MASAMI伝

ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史 番外編

著:ISHIYA
絵:浅野忠信

紙版

内容紹介

『ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史』の大反響を受けて、待望の番外編が登場!
ジャパニーズ・ハードコアの歴史において、圧倒的なカリスマ性を誇り、いまなお語り継がれる片手のパンクス、MASAMI。THE TRASH、GHOUL、BAD LOTS、MASAMI & L.O.X、SQWADでボーカリストを務め、1992年に34歳の若さでこの世を去ったMASAMIとは、いったいどんな人物だったのか?
『ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史』の著者であり、MASAMIから多大なる影響を受けたFORWARD/DEATH SIDEのボーカリスト・ISHIYAが、遺族や関係者へのインタビューを通してその人物像を浮かび上がらせるーー。真のパンクスの生き様を伝える、魂のノンフィクション!

MASAMIと親しかった甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)、YOSHIKI(X JAPAN)が思い出を語ったスペシャルインタビューを収録しているほか、"流しの写真屋"と呼ばれた故・渡辺克巳氏による作品をはじめとした貴重な写真も多数掲載。表紙イラストは浅野忠信が担当。

目次

まえがき

第一章 右手を失った少年
#01 実家全焼事件
#02 右手を失った少年
#03 濡れ衣
#04 居心地の良い場所
#05 新宿トラッシュ
#06 ディスコからライブハウスへ
#07 東京ハードコアパンクの礎
#08 パンクとの接点
#09 トラッシュ連
#10 T大オールナイトGIG
#11 新宿ジャムスタジオ・エモーショナルマーケット

第二章 THE TRASHとGHOUL
#12 人生の岐路
#13 新宿ロフト 消毒GIG HARD CORE 2DAYS
#14 THE TRASHデビュー前夜
#15 映画出演とTHE TRASHデビュー
#16 新たなる友との出会い
#17 加筆分 突出した存在感
#18 GHOUL結成
#19 法政バトルDAYSとGHOUL初関西
#20 渋谷センター街騒乱
#21 BEAR BOMB脱退
#22 極悪ツアー
#23 ヤクザと警察
#24 音楽の好みとマサミの優しさ
#25 GHOUL解散

第三章 汚れなき豚友達へ!!
#26 BAD LOTSとL.O.X
#27 SQWADから再びGHOULへ
#28 マサミが倒れた日1
#29 マサミが倒れた日2
#30 マサミが倒れた日3
#31 名古屋での入院から地元千葉への移送
#32 汚れなき豚友達へ!!

第四章 特別インタビュー
甲本ヒロト×ISHIYA
YOSHIKI×ISHIYA

あとがき

著者略歴

著:ISHIYA
アンダーグラウンドシーンやカウンターカルチャーに精通し、バンド活動歴30年以上の経験を活かし、音楽や映画を中心に様々な媒体で執筆を続けるフリーライター。1987年から自身のバンドによる国内外のツアーを続け、著作には『関西ハードコア』(LOFT BOOKS)、『ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史』(blueprint)がある。また、noteで各種連載を行うほかにも、トークイベントなどへの出演も多数。FORWARD /DEATH SIDE VOCALISTとして、国内外へジャパニーズ・ハードコアを発信し続けている。

ISBN:9784909852274
出版社:blueprint
判型:A5
ページ数:304ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年04月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVL