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被曝インフォデミック 

トリチウム、内部被曝――ICRPによるエセ科学の拡散

著:西尾正道

紙版

内容紹介

政府のいうトリチウムの安全性、福島のモニタリングポストの数値を信じてはならない。
内部被曝の危険性は外部被曝の比ではない。
ICRPが恣意的に作り出した被曝単位シーベルトでは内部被曝は計測できない。
そもそも国際放射線防護委員会(ICRP)は〈国際原子力ムラ〉に忖度する民間のNPO団体である――。
放射線治療40年の医師が内部被曝に関する衝撃的な事実の数々を明らかにした全国民必読の書。

目次

第1章 棄民政策を続ける原子力ムラの事故後の対応
第2章 放射線治療医として
第3章 閾値とICRPの数値の欺瞞性
第4章 原発事故による放射線被曝を考える
第5章 隠蔽され続ける内部被曝の恐ろしさ
第6章 長寿命放射性元素体内取り込み症候群について
第7章 トリチウムの健康被害について

著者略歴

著:西尾正道
1949年生まれ。函館市出身。札幌医科大学卒業。1974年、国立札幌病院・北海道がんセンター(現・(独)国立病院機構・北海道がんセンター)放射線科勤務。2008年、同センター院長、2013年より名誉院長。日本医学放射線学会放射線治療専門医。日本放射線腫瘍学会名誉会員。日本頭頸部癌学会名誉会員。日本食道学会特別会委員。「市民のためのがん治療の会」顧問。著書に『放射線健康障害の真実』『がん患者3万年と向きあった医師が語る正直ながんのはなし』『患者よ、がんと賢く闘え!』(以上、旬報社)、『被ばく列島』(小出裕章氏との共著、KADOKAWA)など。

ISBN:9784909281326
出版社:寿郎社
判型:A5
ページ数:132ページ
価格:1100円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年01月31日