遊びに生きる子どもたち
ハイリスク児にもっと遊びを
著:松平 千佳
紙版
内容紹介
「さあ、遊ぼう!」
そう声を掛けると、四肢が動かせず呼吸器をつけた難病の子どもでも目を輝かせます。
病児や障がい児、被虐待児などのハイリスク児は、「遊びどころではない」と大人が決めつけてしまいがちですが、子どもたちは「遊ぶ」ことで世界とつながり、命を輝かせるのです。
病棟などでおもに働く「遊びの専門家」、ホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)の育成に取り組む第一人者・松平千佳からの熱いメッセージ。
11名の子どもたちの実例を紹介。
目次
Ⅰ 遊びの力
ホスピタル・プレイの入り口
忘れてはならない4つの大切なC
遊びの原風景
Ⅱ わたしに気づいて
ぼくはここにいるよ
いや! さわらないで
英国のディーバ
Ⅲ 傷ついた世界
裏切り
親に愛される努力
砂遊び
[コラム] サンドトレー・プレイセラピー
[コラム] メタコミュニケーションの効果と方法
マスクの少年
わたしのお師匠さん
[コラム] Encouragement(勇気づけ)
Ⅳ 親子のであい
想像のつばさ
[コラム]ガイドイメージ法
許してくれますか?
親子 二人三脚
小さな巨人