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探究実践ガイドブック

著:蒲生 諒太

紙版

内容紹介

「課題設定」にあたるものを「調べ学習」と「仮説生成型探究」(仮説を作り、その妥当性を説得する)として詳しく解説し、「課題検証」、つまり、「仮説検証型探究」につなげる流れを提示した実践ガイドです。

目次

はじめに

第Ⅰ部 調べ学習から始めよう          7
1.はじめに「調べる」ありき?調べ学習の意義とは 8
2.「探究」の入り口も調べ学習から?授業展開のモデル 12
3.はじめの一歩としてのテーマ選び 16
4.調べ方を学ぼう 18
5.情報を可視化しよう 22
6.情報を整理しよう 26
7.考察を厚くしよう 30
8.調べ学習をまとめよう(1)?さまざまな発表方法 34
9.調べ学習をまとめよう(2)?スライド式ポスターを作る 38
10.調べ学習の発表会をしよう 42
コラム 教科教育を連携させ、学校全体で「探究」を 46


第Ⅱ部 仮説作りから仮説検証へ         47
1.探究へ向かおう(1)?「課題」「問い」「仮説」 48
2.探究へ向かおう(2)?「課題」「問い」の導き方 52
3.探究へ向かおう(3)?単独型の仮説生成型探究 56
4.「調べ学習」から「仮説生成」へ(1)?「問題設定」を作る 60
5.「調べ学習」から「仮説生成」へ(2)?「仮説」を作る 64
6.人文社会系探究の方法論 68
7.理数系探究の方法論?「変数」の重要性 73
8.探究の水準?どの程度、学びを深め、展開させるか 78
コラム 「探究」をどのように評価するか 82

第Ⅲ部 成果をまとめ、進路につなげ、探究を広めよう             83
1.探究成果の発表とその後の展開 84
2.ポスター作りの基本規則(1)?ポスター・ストーリー 86
3.ポスター作りの基本規則(2)?ポスターの視認性 90
4.ポスターセッションの基本ルール 94
5.校内ポスターセッションの段取り 98
6.ポスター&要旨&レポートの発展関係 102
コラム 探究ハウツー本のご紹介 104
7.校外発表に出てみよう 105
8.クロージングセッション?最終の振り返り授業 107
9.進路指導につなげる 110
10.成長する教育活動と探究的な学習 114
コラム 探究を学校内に根付かせるためには 118

おわりに

著者略歴

著:蒲生 諒太
 立命館大学文学部を卒業後、京都大学大学院教育学研究科での研究と並行して高等学校で教壇に立つ。国語科の授業を担当しながら、課外活動として「探究活動」を若手教員とともに実施。その後、「総合的な学習の時間」再編に参加し、カリキュラム分析・開発を行なう。プロジェクト&学修支援総括・企画構成に就き、学校との連携事業、京都大学での初年次授業・教職授業、総合博物館でのワークショップ、「探究活動」発表大会などを企画・運営した。専門は学修支援、「学校外の学び」についての現代史研究。現在は関西大学などで非常勤講師をしながら立命館大学生存学研究センター客員研究員。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程在籍。2018年より立命館大学講師。

ISBN:9784908869099
出版社:ヴィッセン出版
判型:B5
ページ数:120ページ
価格:1800円(本体)
発行年月日:2018年05月
発売日:2018年05月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW