大切なことは小さな字で書いてある
著:谷 郁雄
紙版
内容紹介
普段から詩に親しんでいる人も、詩はちょっと苦手という人も、コーヒー片手にそれぞれの「詩の時間」を見つけてほしい。詩に飽きたら、また日常へと戻っていけばいい。そのとき、少しだけ、日常が新鮮に感じられるはず。 谷郁雄
目次
薄い詩集……5
コーヒー……11
ハトよけ……15
当たり前……19
成仏……23
たとえ夜には……27
一人だけの短い行列……30
爪切り……34
Uターン……43
心のリレー……47
クモ……53
鏡の汚れ……59
25%増し……63
心細くて……69
曲がり角……76
いい風が吹いて……81
焼きたてのパン……86
エンゲル係数……90
詩の副作用……95
白黒……101
2B……108
諍い……114
真実は……119
大晦日……126
空き地……129
一喜一憂……132
紙ひこうきの行方……139
ヒヤシンス……146
くり返しの日々……153
心の旅……158
替えのくつ下……162
世界……168
しっぽ……171