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旅する街づくり

若き都市計画家の欧米都市見聞録

著:伊藤 滋

紙版

内容紹介

都市計画の第一人者、伊藤滋の風雲記
五十年前、若き都市計画家がアメリカの地に降り立った。
日本の都市計画分野からは、当時誰も留学していなかった欧米の地。第二次大戦の傷跡からの復興が進み、自動車が社会のあり方を変え始めた。
その世界を自分の眼で見るため、伊藤滋はフォルクスワーゲンを駆り、大陸横断バスに揺られ続け、ユーレイルパスを使いまくった。

自身の研究の土台となった留学中の発見を、当時収集した貴重な資料とともにつづる、都市再生のあり方。

著者略歴

著:伊藤 滋
都市計画家。早稲田大学特命教授、東京大学名誉教授。「2040年+の東京都心市街地像研究会」会長。1931年東京生まれ。東京大学農学部林学科・同工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学都市工学科教授、慶應義塾大学環境情報学部教授、日本都市計画学会会長、建設省都市計画中央審議会会長、阪神・淡路復興委員会委員、内閣官房都市再生戦略チーム座長などを歴任。著書に『提言・都市創造』(晶文社)、『東京のグランドデザイン』(慶應義塾大学出版会)、『東京育ちの東京論』(PHP研究所)、『東京、きのう今日あした』(NTT出版)、『たたかう東京』、『かえよう東京』(以上、鹿島出版会)、『すみたい東京』(近代建築社)ほか多数。

ISBN:9784908493225
出版社:万来舎
判型:A5
ページ数:444ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2017年12月
発売日:2017年12月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TQS