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トカラ列島 秘境さんぽ

島好き最後の聖地

著:松鳥 むう

紙版

内容紹介

屋久島と奄美のあいだに位置する「トカラ列島」のかつてないガイド&エッセイ本です。

鹿児島からフェリーに乗ること10数時間、
船が出るのは3日に一度、
少しでも海が荒れると、接岸できないので、それも出ない日が多々あります。
そうしてたどり着いた島は、まさに島好き最後の聖地と呼ぶにふさわしいところ。

旅はフェリーに乗ったところから始まります。
島は、温泉が湧き放題。
お店はないけど、みなさん集まって飲んでいます。
神社の鳥居にはサメの歯型のような文様があり、シュロの木で作った神様を纏って踊るお祭りは南方のよう。
宝島にはキャプテンキッドが宝を隠したという言い伝えもあります。
そんな7島の、自然も、物も、人も、食も、文化も、観光地もくまなく紹介しました。

巻頭には絶景写真と、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された「来訪神・ボゼ」のお祭りマンガ、各島の地図、もう眺めてるだけでわくわくすること間違いなし。
トカラに行く人も、すぐには行けない人も、ぜひ、手に取ってご覧ください。

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目次

・はじめに


・異世界からの来訪神 ボゼ降臨


・口之島ー野生牛と固有種タモトユリの島
・中之島ートカラ富士がそびえるトカラの中心島
・諏訪之瀬島ー大自然が魅力、活火山の島
・平島ーいにしえの風習が残る平家伝説の島
・悪石島ー来訪神が現れる神秘の島
・小宝島ーうね神が見守る奇岩の島
・宝島ー海賊の財宝が眠る!?宝の島


・トカラ旅の便利帳


・あとがき

著者略歴

著:松鳥 むう
イラストエッセイスト。滋賀県出身。
離島とゲストハウスと滋賀の民俗行事を巡る旅がライフワーク。20歳で初めて屋久島へ。青い海や巨大ガジュマルに感激し、島の人たちの温かいつながりに”なつかしさ”を覚える。その”なつかしさ”を探しに、以後、あちこちの島へ足を運ぶように。これまでに訪れた国内の島は84島。その土地の日常の暮らしにちょこっとおじゃまさせてもらう旅が好き。
著書に「島旅ひとりっぷ」(小学館)、「あちこち 島ごはん」(芳文社)、「日本てくてくゲストハウスめぐり」(ダイヤモンド社)、「ちょこ旅 沖縄+離島」「ちょこ旅 小笠原&伊豆諸島」「ちょこ旅 瀬戸内」(アスペクト)、「おばあちゃんとわたし」(方丈社)など。

ISBN:9784908443251
出版社:西日本出版社
判型:A5
ページ数:160ページ
価格:1400円(本体)
発行年月日:2018年07月
発売日:2018年07月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ