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写真アルバム 北播磨の100年

編:樹林舎『北播磨の100年』編集部

紙版

内容紹介

兵庫県北播磨地方は令制国である播磨国の北東部、兵庫県全体で見るとほぼ中央に位置する地域である。東経一三五度、北緯三五度が交差し、日本の中心ともいえるこの地域で暮らしてきた人びとは、交わる街道や大河・加古川を往来する舟運などを利用して、隣接する摂津、但馬、丹波などと相互に交流し、独自の文化を発展させてきた。
本書は、明治から現在に至るまでの北播磨の歩みを、写真で表現することを試みたものである。編集にあたっては、なるべく先行の類書によらず、初出の写真を多く掲載することを心がけた。
写真に残る風景やものごとを、多角的に読み取り、郷土学習や研究に役立てることができるよう、各写真には、郷土を深く知る執筆陣による詳細な解説を付けている。
■掲載写真=600点
■収録地域=西脇市・三木市・小野市・加西市・加東市・多可郡多可町

目次

巻頭口絵 カラー写真で見る 昭和戦後の北播磨
第Ⅰ部
1 新時代の胎動 —明治・大正の北播磨
2 「激動の時代」はじまる—昭和前期を生きる人びと
特集◆ 内藤克雄の足跡 北播磨の近代建築
3 戦争と郷土

第Ⅱ部
4 賑わう町角 —各地の中心市街地
特集◆ 西脇のY字路
5 山河と景勝地
6 鉄道から自動車へ—地域交通の変遷
7 祭りとイベント
8 あのころの暮らしとなりわい
特集◆ 織機の音も高らかに
9 戦後の学び舎
特集◆ 子どもたちの声が聞こえる
10 歩み続けるふるさと

著者略歴

編:樹林舎『北播磨の100年』編集部
■執筆
石野茂三(小野市立好古館館長)
垣内 章(播磨学研究所運営委員兼研究員)
岸本一郎(元西脇市郷土資料館館長)
小山真永(加東市文化財保護審議会委員)
坂田大爾(小野市文化財保護委員会委員長)
白石雅之(多可郷土史研究会会員)
田中隆次(志染歴史倶楽部代表)
内藤正克(元小野市文化財保護委員会委員長)
藤田 均(よかわ歴史サークル代表)
藤原健司(志染歴史倶楽部)
宮田逸民(三木市文化財保護審議会委員)

■編集
樹林舎『北播磨の100年』編集部

ISBN:9784908436895
出版社:樹林舎
判型:A4
ページ数:280ページ
定価:9082円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-E