天草諸島は天草上島、天草下島を中心に約120の島嶼からなり、北は有明湾、西は天草灘、東は八代湾に囲まれる。島内の各地では漁業を中心とした生活が営まれてきたが、昭和41年、悲願であった天草五橋が開通すると大転換期を迎え、これを機に天草は観光の島として大きく舵を切っていくこととなる。
本書は天草諸島のうちの天草市、上天草市、苓北町を対象とし、激動の時代「昭和」をとらえた写真で綴った写真集である。約600枚収録された写真の中には収録地域で起きた様々な出来事や、市井に生きる人びとの営み、また現在は見ることの出来ない懐かしい風景などを満載している。そのほかに「天草産業観光大博覧会」「本渡大火」など興味深いコラムも収録している。