「団塊世代」の生活誌 完結
昭和三十年代を中心に
著:井筒清次
紙版
内容紹介
貧しくても明るい、「しあわせな時代」
昭和22~24年に生まれた「団塊世代」の幼少期から青春期までの生活を、世相・風俗とともに振り返る。
目次
第1章 団塊世代の原風景
街中にお母さんがいた/はじめの一歩/戦争の傷跡/煙の立つ風景/消えていった街の音
第2章 住まいと生活
家の中・外/いつも腹ペコ/どんどんモノがふえていく
第3章 遊びに夢中
たいていのことは遊びから学んだ/十円玉持って/遊園地、動物園、デパート
第4章 楽しかった学校
ランドセルしょって/教室の中で/遠足は歩いて/受験という名の戦争
第5章 青春の光と影
春のめざめ/ラジオの時間・テレビの時間/映画は最大の娯楽/歌は友だち/何でも見てやろう/政治の季節
第6章 青春の終わりと始まり
就職して/恋愛と結婚/人生の放課後