平成時代史
著:色川 大吉
紙版
内容紹介
停滞と閉塞状態の「平成」期は、同時に人類がグローバルな世界に生きるようになった時代でもあった。災害、テロ、不況、地球環境、さらには令和のコロナ禍まで、年代を追って記す。また民衆史家として、バブル崩壊、オウム真理教事件、阪神淡路大震災、東日本大震災、憲法論議、老人問題等、自分史として旅、人びとの思い出等を刻む。
目次
編年史
はじめに
一、冷戦の終焉とバブル崩壊
二、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の衝撃
三、九・一一同時多発テロ事件の衝撃
四、リーマン・ショックによる世界金融危機
五、東日本大震災と福島原発事故
六、福島から学ばぬ安倍内閣は何を目指す
七、頻発する災害と国際テロの時代
八、〝地球温暖化〟という潮流に「われわれはいかに対処すべきか」
ドキュメント
世相/歴史事情/旅/人びとの思い出
平成略年表
あとがき
色川大吉著作一覧