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訂補 薬性提要解説

著:森 由雄

紙版

内容紹介

好評のロングセラー『神農本草経解説』(2011年刊)、『名医別録』(2018年刊)の姉妹編を刊行!
江戸期の本草学の入門書である歴史的名著を簡明に解説! 圧巻の445生薬! 現代の漢方臨床に存分に生かせる1冊!

【『訂補薬性提要』とは】
江戸時代、天保八年(1837)の刊。その元となる『薬性提要』は文化四年(1804)に名医・多紀元簡によって著されている。一般に用いられる種々の薬物について、実用を目的にその薬能を簡潔に記した内容となっている。それを元にして後に山本高明の訂補による『訂補薬性提要』が出版された。
【「はじめに」より】
「『訂補薬性提要』を解説するにあたって、便宜上、生薬に番号を付した。原文は漢文なので、筆者が和訓したものを〔原文〕とし、次に〔解説〕を付した。『薬性提要』(多紀元簡著)の体裁に従って生薬の出典、和名は削除した。参考までに現代中国での効能は『中薬学』(上海科学技術出版社 1989 年)を主に引用し、『中薬学』として示した。」(編著者)

目次

掲載445生薬。

著者略歴

著:森 由雄
1956年生まれ。
1981年横浜市立大学医学部卒業。1983年横浜市立大学医学部内科学第2講座入局。1988年横浜市立大学医学部病理学第2講座研究生(〜1991年)。1991年森クリニック開業 (横浜市金沢区)。1998年東京大学大学院医学系研究科生体防御機能学講座特別研究生(〜2003年)。2000年医学博士(横浜市立大学)。2007年横浜市立大学医学部非常勤講師(〜2013年)。2016年横浜薬科大学客員教授。
主な著書
『症例から学ぶ傷寒論講義』たにぐち書店 2004年/『漢方処方のしくみと服薬指導』南山堂 2006年/『入門傷寒論』南山堂 2007年/『入門金匱要略』南山堂 2010年/『臨床医のための漢方診療ハンドブック』日経メディカル開発 2010年/『初学者のための漢方入門』源草社 2010年/『神農本草経解説』源草社 2011年/『ひと目でわかる方剤学』南山堂 2014年/『浅田宗伯・漢方内科学 橘窓書影解説』燎原 2015年/『すぐ探せる! 漢方エキス剤処方ハンドブック』日経メディカル開発 2016年/『名医別録解説』源草社 2018年

ISBN:9784907892258
出版社:源草社
判型:A5
ページ数:168ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2020年03月
発売日:2020年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MQP