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名医別録解説

編:森 由雄

紙版

内容紹介

好評のロングセラー『神農本草経解説』(2011年刊)の姉妹編、遂に刊行!
圧巻の563生薬! 歴史的名著を簡明に解説!
現代の漢方臨床に存分に生かせる1冊!
「漢方の臨床において極めて有用の書」と言われてきた幻の書を編著者が復元しました。
【『名医別録』とは】
漢方医学の最重要古典の一つ『神農本草経』とほぼ同時代(1〜3世紀頃)に中国で作られた、“神農本草経”と並び称される本草書。植物(葉・根・茎・花)はもちろん、鉱物、昆虫、動物生薬など563種の生薬の効能や使用目標などが掲載されている。作者は不詳。
その原本は歴史のなかで失われたが、様々な本草書・文献・資料により内容の断片は伝えられ、原文を推定することは可能であった。
【「はじめに」より】
「本書は、有用な『名医別録』の内容に迫り、臨床に活かしたいという念願を抱き、資料を収集し、再構成したものである」「『名医別録』の原文、〔和訓〕〔注〕〔解説〕を記載した。また参考に『神農本草経』の〔和訓〕を付している」(編著者)

著者略歴

編:森 由雄
1956年生まれ。
1981年横浜市立大学医学部卒業。1983年横浜市立大学医学部内科学第2講座入局。1988年横浜市立大学医学部病理学第2講座研究生(〜1991年)。1991年森クリニック開業 (横浜市金沢区)。1998年東京大学大学院医学系研究科生体防御機能学講座特別研究生(〜2003年)。2000年医学博士(横浜市立大学)。2007年横浜市立大学医学部非常勤講師(〜2013年)。2016年横浜薬科大学客員教授。
主な著書
『症例から学ぶ傷寒論講義』たにぐち書店 2004年/『漢方処方のしくみと服薬指導』南山堂 2006年/『入門傷寒論』南山堂 2007年/『入門金匱要略』南山堂 2010年/『臨床医のための漢方診療ハンドブック』日経メディカル開発 2010年/『初学者のための漢方入門』源草社 2010年/『神農本草経解説』源草社 2011年/『ひと目でわかる方剤学』南山堂 2014年/『浅田宗伯・漢方内科学 橘窓書影解説』燎原 2015年/『すぐ探せる! 漢方エキス剤処方ハンドブック』日経メディカル開発 2016年

ISBN:9784907892173
出版社:源草社
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MQP