キェルケゴールとキリスト教神学の展望
〈人間が壊れる〉時代の中で
刊行:日本キェルケゴール研究センター
編著:松木 真一
紙版
内容紹介
キェルケゴール研究を軸に神学的展望を探る
目次
論文
キェルケゴールと現代 フィン・H・モーテンセン/林 忠良訳
セーレン・キェルケゴールの新版原典全集の刊行 ニールス・カペローン/橋本 淳訳
韓国におけるゼーレン・キェルケゴール 韓国・高麗大学名誉教授 表 在明
キルケゴール『現代の批判』とわれわれの「現代」 河上正秀
キェルケゴールにおける教会批判の射程 舟木 讓
セーレン・キェルケゴールにおける《不死性》論争と実存的真理の地平
─ひとはいかに《私》になるのか? 平林孝裕
デンマークの武装中立と国際商業 井上光子
キリスト教思想の構造のモデルとしての《中心と円》
─ルター『ガラテヤ書講義』の一テクストについての覚え書 水垣 渉
モルトマン初期三部作に見る三位一体論の形成 石原 等
神の国と涅槃 ─ティリッヒと久松真一の対話 近藤 剛
パウロの「唯一の神」理解 ─第一コリント八・四─六の釈義的解釈学的考察 松木真一
回想
父の思い出 ─桝田啓三郎とキェルケゴール 桝田啓介
キェルケゴール教会(大阪)の草創期 橋本 淳
武藤一雄のキェルケゴール論 林 忠良
遥かなデンマーク ─キェルケゴールの国 橋本 淳
ISBN:9784907654917
。出版社:関西学院大学出版会
。判型:A5
。ページ数:346ページ
。定価:5200円(本体)
。発行年月日:2006年07月
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH。