出版社を探す

Girl in a Band

キム・ゴードン自伝

著:キム・ゴードン

紙版

内容紹介

約30年の結婚生活を経ての突然の離婚、そしてバンドの解散──
多くのソニック・ユースファンを悲しませた2011年のこの一連の出来事の、
真実がいま、語られる。
キム・ゴードンとサーストン・ムーア、そしてバンドになにが起きたのか。
キム・ゴードン本人がざっくばらんに語る、過去と未来、そしていま。

太陽がさんさんと降りそそぐカリフォルニアで、心を病んだ兄のために、
家族が元気をなくしていく中、育った子ども時代。
高校卒業後にキムが向かった、NYダウンタウンのアート/ミュージック・シーン。
ニルヴァーナのようなバンドに道を切り拓き、ライオット・ガールズ世代に
インスピレーションを与えた、ソニック・ユースというバンドのこと。
ソウル・メイトと信じていた夫の裏切り。

目次

ソニック・ユース、ラストステージ
NYロチェスターからカリフォルニアへ
父と母とその仲間、夏の想い出
1960年代のロサンゼルス~ヒップスター、ビートニク
アカデミックな家族
兄・ケラーの心の病
ハワイ、そして香港で育ったローティーン時代
ゆっくりと壊れていくケラー
高校時代、仲良くした男の子たち
「アーティストになりたい」
アートカレッジへ
NYダウンタウンのアート・音楽シーン~シンディ・シャーマン、ウォーホール、バスキア、リチャード・プリンス、デヴィッド・サーレ、
ジョニー・サンダース、CBGB、ティア3、セオレティカル・ガールズ、ノーウェイヴ、マッド・クラブ、DNA
アートとしてのバンド活動
サーストンとの出会い
ソニック・ユース誕生
アルバム解説
 『コンフュージョン・イズ・セックス』「シェイキング・ヘル」
 『バッド・ムーン・ライジング』「デス・ヴァレー‘69」
 『Evol』「シャドウ・オブ・ア・ダウト」
 『シスター』「スキゾフレニア」
 チコーネ・ユース「アディクテッド・トゥ・ラヴ」
 『デイドリーム・ネイション』「ザ・スプロール」
 『Goo』「チュニック(ソング・フォー・カレン)」および「クール・シング」
 『ダーティ』「スイムスーツ・イシュー」
 『ウォッシング・マシーン』「リトル・トラブル・ガール」
ニール・ヤングとのツアー
チャック・Dのアルバム参加
ニルヴァーナ、カート・コバーンのこと
ホール、1stアルバムのプロデュース
X-girlの立ち上げ、日本でのファッション・ショウ~ビースティ・ボーイズ、ソフィア・コッポラ、クロエ・セヴィニー、リタ・アッカーマン
愛娘ココ・ヘイリー・ゴードン・ムーアの誕生
フリー・キトゥン結成
ガス・ヴァン・サントの『ラスト・デイズ』出演
マサチューセッツ州ノーサンプトンへの引っ越し
ココのバンド活動
『ムーレイ・ストリート』以降のサーストンとの不協和音
サーストンとの破局
ボディ/ヘッド結成
NYでのアート活動
ニルヴァーナ、ロックンロール・ホール・オブ・フェイム授賞ステージへの出演

著者略歴

著:キム・ゴードン
アーティスト、ミュージシャン、プロデューサー、ファッション・デザイナー、文筆家、女優。エクスペリメンタル・ポストパンク・バンド、ソニック・ユースの結成メンバー。
ソニック・ユース解散後、ボディ/ヘッドを結成。彼女の初期のアート評論集『イズ・イット・マイ・ボディ?』は、スターンバーグ・プレスより2014年1月に刊行されている。
近年のアート・エキシビジョンには、ロサンゼルスのガゴシャン・ギャラリーでの絵画展のほか、ニューヨークのホワイト・コラムでの回顧展がある。
現在、ニューヨークの303ギャラリーで活動を行っている。
マサチューセッツ州ノーサンプトン、ニューヨーク、ロサンゼルス在住。

ISBN:9784907583484
出版社:DU BOOKS
判型:A5変
ページ数:288ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2015年07月
発売日:2015年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP