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価値語100ハンドブック

著:菊池 省三
著:本間 正人
著:菊池道場

紙版

内容紹介

「価値語」は、菊池省三先生の造語で、「考え方や行動をプラスの方向に導く」価値ある数々の言葉のことです。
300語以上の「価値語」から厳選した100語の意味を紹介するとともに、その「価値語」の誕生した背景と教育的価値を文と写真で解説します。
さらに、「価値語」についての理論的解説と、社会の中での応用の可能性などについて、本間正人先生に考察していただきました。
■本文から
○菊池省三
成長に向かっている学級にはプラスの言葉があふれています。一方、荒れたクラスにはマイナスの言葉が飛び交っています。人は誰でも新しい言葉を知ると使いたくなるものです。言葉は実体験を求めるのです。つまり、プラスの価値ある言葉を、子ども一人ひとりの心の中にどれだけ届かせることができるかが、学級づくりを大きく左右すると言えるでしょう。(中略)本著が、小学校の教室だけではなく、広く社会をもプラスに導くものであることを確信しています。
○本間正人
菊池先生は「言葉で人を育てる」とよくおっしゃられます。「価値語」は、まさに個人を育て、学級内での人間関係を醸成するベースです。特に、客観的な事実関係だけでなく、主観的な情緒・感情を表現する言葉が、心と心の通い合うコミュニケーションの核になります。

目次

第一章 「価値語」の誕生とその意義
-「はじめに」に代えて (菊池省三)
第二章 「価値語」がつくる温かい教室 (本間正人)
第三章  価値語Ⅰ M F C(Mother Father Child)
第四章  価値語Ⅱ 不易と流行
第五章  価値語Ⅲ 個と集団
第六章  価値語Ⅳ コミュニケーション
第七章 「価値語」が生きる教室から (児童作文)

ISBN:9784907571221
出版社:中村堂
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2016年02月
発売日:2016年02月04日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JND