シラーの美学思想
著:利光 功
紙版
内容紹介
「優雅な動きは美しい心のあらわれである」
18世紀後半に活躍したドイツの劇作家・詩人フリードリヒ・シラーは、カントの『判断力批判』(1790年)を読んで大いに感銘を受けつつも、その美に対する考え方については疑問を抱き、独自の美の概念の探究に向かった。外から押し付けられた原理によってではなく、自分自身の原理で動くような、人間の自由な行為・振る舞いを根拠とする美を打ち立てようとしたシラーの思索の道程をたどる。シラーが公にした最初の美学論文「優雅と尊厳について」(1793年)の日本語訳を併録。
目次
まえがき
第一部 シラーの美学思想
第二部 フリードリヒ・シラー「優雅と尊厳について」
訳者解説
あとがき
ISBN:9784907490201
。出版社:マイブックサービス
。判型:A5
。ページ数:224ページ
。価格:2200円(本体)
。発行年月日:2022年10月
。発売日:2022年10月07日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ABA。