グノーシスと古代末期の精神
グノーシスと古代末期の精神 第一部 神話論的グノーシス 完結
著:ハンス・ヨナス
訳:大貫隆
紙版
内容紹介
■ 壮大な転換期であった古代末期に、広範に広がった思想運動。この埋もれた潮流の宗教的・哲学的含意とは何だったのか。東方的な要素と古代ギリシア思想の水脈、さまざまな色彩をもつ教派の核心を構造的・存在論的に解明する。
■ グノーシス主義のダイナミズムと革命的な意義とを新しい思考財として、第二次大戦とホロコーストに至った西洋文明と対峙しようとする。文字通り、血で書かれた記念碑的大著。
目次
第Ⅰ部 目 次
第1章 グノーシスのロゴス(ことば)
第2章 グノーシスの現存在の姿勢
第3章 グノーシスの神話論と思弁
第4章 グノーシスの新しい本文