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発掘! 西本・阪急ブレーブス最強伝説

弱いチームを強くする方法

著:四家 秀治

紙版

内容紹介

★西本幸雄は日本一にこそなれなかったものの、3つの球団(それも2つは弱小チーム)をリーグ優勝に導いている。これを成し遂げたのは、2リーグ分裂後では西本だけ。
★1967~79年の13年間を阪急ブレーブスの黄金期と呼ぶとすると(リーグ1位10回、日本一3回)、これは同時にマイナー・パリーグの代名詞でもあった。強すぎて人気のなかった阪急ブレーブス黄金期の形成過程を、つぶさに追う。 阪急ブレーブス、敗北と強化の軌跡。
★日本シリーズの敗北⇒チーム強化⇒ペナントレースでの無類の強さ…の循環⇒後期黄金時代で初日本一。
★打者の育成という戦略。チーム打率.273はV9巨人も達成していない。
★チーム「格差」が目立つ昨今の日本球界、参照されるべきは「西本野球」である。

目次

1 大事なところで失敗する監督 
2 西本幸雄、阪急ブレーブス監督に就任 
3 67年から始まった巨人との日本シリーズ 
4 西本はどのようにしてチームを強くしたのか 
5 68年日本シリーズ、またも巨人に及ばす 
6 69年、チームの底力をアップさせる 
7 新戦力の台頭 
8 強すぎる阪急 
9 73年、阪急から近鉄の監督へ 
10 阪急の黄金時代は続く 
11 西本の選手育成戦略 
12 近鉄監督時代の検証 
13 本当に采配ミスだったのか 
14 彼が慕われる理由 ほか

著者略歴

著:四家 秀治
フリーアナウンサー&ライター。スカパーのMLB中継ほか、スポーツの実況歴は25年を越える。野球のほか、ラグビー、ボウリングにも通じている。共著に『男泣きスタジアム』(彩流社)『ラグビーの逆襲』(言視舎)など。

ISBN:9784905369530
出版社:言視舎
判型:4-6
ページ数:200ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2013年01月
発売日:2013年01月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF