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島根の逆襲

古代と未来、地方と世界をむすぶ発想法

著:出川 卓
著:出川 通

紙版

内容紹介

旅行ガイドとしてもオススメです。古代史謎解き観光情報多数。
山陰は暗い。産業も高速交通もない。高齢者が多い。そもそも島根ってどこ?
たしかに島根がおかれた困った事実は多々あります。しか~し、こまったこと、マイナスと思われていることが実は、あらたな価値に反転することも多々あるのです。
島根は神話の里、パワースポットとして「隠れ里」の魅力にあふれています。古代から続く先端技術の蓄積も十分。長寿の「国」としての試みも。いま逆襲が始まっています。

目次

1章:豊かで個性的な島根~ローカル・グローバルで構成された隠れ里……出雲、石見、隠岐の3つの地域/渡来人と大陸との関係~古代の国引きはグローバル/隠れ里とは~融合により豊かな未来の可能性を検証する
2章 神話と歴史のパワースポット……神話の登場人物とその舞台/出雲国風土記と古事記、日本書紀/日本最大のパワースポット地帯/石見と隠岐のパワースポットは一味違う/神楽のいろいろ/神社、古代遺跡めぐり
3章 古代技術遺産から学びの里へ……世界を動かす驚異的な量だった/ 鉄:たたらとふいご/銀:世界遺産のいわみの銀を愉しむ/銅がすべての始まり/伝統のセラミック技術~土と砂がおりなす先端技術
4章 長寿命としての人類最先端の未来里へ……高齢化と長寿命化の現状と見通し/島根の古い知恵からまなぶ地域の生き方/長寿命をにらんだ隠れ里の候補/未来里と長寿命人材:市場と労働力とみた新たな考え方の取組 ほか

著者略歴

著:出川 卓
農業、郷土未来史家。1948年出雲市生まれ、出雲高校から大学卒業(機械工学専攻)後、㈱日立製作所入社。設計技師を経て米国子会社に勤務。その後、約20ヶ国の海外子会社、顧客などを出張ベースで訪問。定年退職後島根と東京の二重生活。
著:出川 通
㈱テクノ・インテグレーション代表取締役。1950年出雲市生まれ、出雲高校から大学卒業(材料工学専攻)後、三井造船㈱入社。研究開発者を経て、大学派遣員として海外在住。退職後2004年に現在の会社を立ち上げる。島根大学客員教授。東京在住。

ISBN:9784905369271
出版社:言視舎
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2012年03月
発売日:2012年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ