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平賀源内作 風流志道軒傳

自由訳

訳:イノベーター源内研究会
作:風來山人(平賀源内)
解説:出川 通

紙版

内容紹介

平賀源内(1728-1776)は、江戸中期の元祖才人《マルチタレント》。
「エレキテル(摩擦起電機)」は特に有名で、発明家として知る人も多い。本草学、蘭学などの学者、ヒット作連発の戯作者、画家、陶芸家、鉱山を発掘する事業家……といったさまざまな顔を持つ。杉田玄白とも交流があり、当時の最先端「科学者」であり、イノベーターであったことは間違いない。
本作は「日本版ガリバー旅行記」ともいわれ、源内が風來山人というペンネームで書いたもっとも有名な作品。浄瑠璃等などに翻案されて広く知られることとなり、長い間読み継がれてきた江戸期のベスト&ロングセラー本。
庶民が旅することが困難だった時代に、日本全国だけでなく、巨人の国、小人の国、長脚国、愚医国、いかさま国などを経て、清国の後宮から最後には「女護が島」を巡る「トンデモ冒険SF」小説でもある。

ISBN:9784905369196
出版社:言視舎
判型:4-6
ページ数:144ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2011年12月
発売日:2011年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ