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天ぷら油がスカイツリーを灯す日

下町からの戦後70年談話

著:染谷 武男

紙版

目次

第1章【マンガ・前編】下町で天ぷら油の回収一筋70年!
第2章【マンガ・後編】これからのエネルギーは地産地消!
第3章【下町からの戦後70年談話】台所油田から世界平和を

著者略歴

著:染谷 武男
1936年、墨田区で定食屋を営む良心のもとに長男として生まれる。東京大空襲で家も店も全焼、裸一貫となった父は戦後、油かす回収の仕事を始める。武男も定時制高校に通いながら父親の仕事を手伝う。武男が25歳の時に父が病死、武男が事業を引き継ぐ事に。以来、地元墨田で廃食油の回収と精製を手がけて数十年、大豆油で車が走るという米国のニュースに着想を得て、天ぷら油からバイオディーゼル燃料を生成することに成功する。名付けてVDF(Vegegable Diesel Fuel)もしくはBDF(Bio Diesel Fuel)。その後も、天ぷら油で日本のエネルギー改革を巻き起こすべく東奔西走。今は第一線を娘たち次の世代にゆずったものの、東北被災地に山積する課題や原発再稼働問題、集団的自衛権容認などに揺れる日本を暗示、平和で持続可能な地球のために、下町・墨田で自分ができることをやろうと日々奮闘中。

ISBN:9784904827314
出版社:游学社
判型:A5
ページ数:68ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2015年04月
発売日:2015年04月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCF