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史上最高の航空機設計者 ケリー・ジョンソン 自らを語る

原案:クラレンス・ケリー・ジョンソン
訳:高田 剛

紙版

内容紹介

ロッキード社の社長就任を3度要請されるも3度とも断り、開発現場の最前線に留まり続けた伝説の航空機設計者ケリー・ジョンソン。スカンクワークスを創設しSR-71ブラックバードの開発などその業績は今なお語り継がれ、優れた航空機開発者に授与される「ケリー・ジョンソン賞」にその名を残す。本書は貧しい移民の子として生まれ育ったジョンソンが幼少期の思い出、12歳の頃からやりたいと決めていた航空機設計に携わり第一線を退くまでの出来事を自らの言葉で語った回想録。

目次

第1章 貧しくとも志は高く
第2章 新しい町での生活
第3章 技術者になる
第4章 成長を続けるロッキード社
第5章 美人で若い会計課長
第6章 偉大な飛行家達との交流
第7章 ロッキード社の様々な機体
第8章 第二次大戦での大増産
第9章 未知の領域に挑む
第10章 飛躍の時代
第11章 ジェット機の時代の到来と、スカンクワークスの始まり
第12章 朝鮮戦争の教訓とF-104戦闘機
第13章 スパイ機を開発する
第14章 ブラックバードは音速の三倍で極秘に飛行する
第15章 病める時も健やかな時も
第16章 スカンクワークスが秘密にしていない事
第17章 愛する妻との別れ
第18章 自分の国を守る
第19章 技術の進歩と将来の展望
第20章 素晴らしい生活

著者略歴

原案:クラレンス・ケリー・ジョンソン
1910年米国ミシガン州生まれ。ミシガン大学大学院卒業後、ロッキード社(現ロッキード・マーティン社)に入社。スカンクワークスを創設し米国初のジェット戦闘機P-80、U-2偵察機、SR-71ブラックバードなど歴史に残る数々の名機を生んだ。1990年亡くなる。
訳:高田 剛
1944年中国東北地区(旧満州国)生まれ。名古屋大学工学部、同大学院(修士課程)で航空工学を専攻。1968年川崎重工業(株)に入社。設計部門を主に、飛行試験部門での技術業務も経験(約890時間の試験飛行に従事)。設計部門では対潜哨戒機、輸送機などを担当。救難飛行艇の開発にも参加。子会社で航空機の製造にも関与。自家用操縦士、操縦教育証明、整備士、耐空検査員。飛行時間は約1,100時間。

ISBN:9784903814988
出版社:プレアデス出版
判型:A5
ページ数:324ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年07月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB