21世紀歴史学の創造 別巻1
われわれの歴史と歴史学
編:研究会「戦後派第一世代の歴史研究者は21世紀に何をなすべきか」
紙版
内容紹介
歴史は「言葉」によって構成され語られるが、戦後の歴史学が創り出した「言葉」の多くは、六十余年の戦後史の中で、その意味合いを変化させ、新しい「言葉」によって取って代わられた。本書は、戦後の歴史学と「言葉」について考えるとともに、本シリーズ執筆者の自己点検としての自らの研究史と本研究会の成り立ちを明らかにし、最後に戦後歴史学主要文献目録を掲載する。
目次
第1部 戦後の歴史学と「言葉」
第2部 戦後の歴史学と私の研究史
第3部 実録「戦後派研究会」の歩み
第4部 戦後五〇年の歴史学 文献と解説