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脱帝国のフェミニズムを求めて

朝鮮女性と植民地主義

著:宋 連玉

紙版

内容紹介

フェミニズムとは性差別にもとづく搾取や抑圧の構造を問い、その変革を目指す思想のはずである。だが、いわゆる「第一世界」のフェミニズムは、「帝国」による植民地支配に起源する植民地主義を見落としたまま主張されてきた。植民地主義と性差別という複合的な抑圧のもとにある朝鮮女性たちが、真の人間性を求めて辿った苦闘の軌跡を描きながら、開かれたフェミニズムの可能性を問う。

目次

第1章 植民地主義とフェミニズム
第2章 植民地主義下を生きた朝鮮女性たち
第3章マグレブ移民に呼び戻される在日朝鮮人の記憶
終 章 脱帝国のフェミニズムをもとめて
関連年表
あとがき

著者略歴

著:宋 連玉
青山学院大学経営学部教授

ISBN:9784903426273
出版社:有志舎
判型:4-6
ページ数:263ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2009年10月
発売日:2009年10月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBS