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しなのき新書

信州教育に未来はあるか

著:山口 利幸

紙版

内容紹介

かつて「教育県」といわれた長野県。
しかし、現在は不登校欠席者は全国上位、学力も中位と低迷している。
いじめ、体罰、不登校、モンスターペアレントなど問題山積する中で、教育県は復活するのか?前長野県教育長が教育現場の現状と苦悩、危機からの脱出方法など、信州教育のこれからを語る待望の書!

目次

1 今、学校ではなにが起きているのか-信州教育の課題
(ネツトにからめ捕られる子どもたち 学校でのいじめ問題 ほか)

2 追いつめられる子どもたち-危機の背景
(激増するキレる子どもたち 子どもに必要なのは「競争」か「平等」か ほか)

3 激変する教育現場の今-教員、教育現場の苦悩と課題
(揺らぐ教員像 年々多忙化する教員 ほか)

4 危機からの脱出方法-教育県の復活を目指して
(教育から学びへの転換 教育による風通しのよい社会 ほか)

著者略歴

著:山口 利幸
昭和22年(1947)長野市生まれ。昭和40年に長野高校、昭和44年に東京教育大学文学部を卒業。卒業後は、長野県立阿智高校を振り出しに、中野高校、長野西高校、飯山南高校、長野市立篠ノ井西中学校に教諭として勤務。平成3年(1991)長野県教育委員会事務局、同9年より長野南高校校長、翌10年より長野県教育委員会高校教育課、同13年からは教育次長を務める。平成15年中野西高校校長、同17年長野高校校長、翌18年10月から25年3月まで2期6年半にわたり長野県教育長を務める.

ISBN:9784903002453
出版社:しなのき書房
判型:新書
ページ数:250ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2014年12月
発売日:2014年12月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNB