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信州むかし語りシリーズ 6

食べものの話 完結

著:寺島 俊治
画:和田 春奈

紙版

内容紹介

親から子へ、子から孫へと 大切に語り継いでいきたい、信州の民話・伝説などを集成した「信州むかし語りシリーズ」最終巻。

信州の食べ物にまつわる話、昔なつかしい味の記憶など、信州ならではの32話を厳選。そば、五平餅、鯉などの郷土食をはじめ、地元の食にまつわる話を各地の民話伝説だけではなく、著者の体験や見聞を通した創作話も収録。

目次

1 ふるさとの味はなつかしく
2 人と人を結ぶ食べもの
3 まずしさのなかであればこそ
4 つきることのない人の欲
5 食べもののふしぎ
6 尻をのせてはならぬ
7 うすれゆく味の記憶

著者略歴

著:寺島 俊治
1938年、長野県生まれ。前黒姫童話館館長。「からす」で第9回信州児童文学会作品賞を受賞。『るすばんこおろぎ』(信濃教育会出版部)で第7回塚原健二郎文学賞を受賞。おもな著書に『善光寺平の民話』(信濃教育会出版部)などがある。
画:和田 春奈
1967年、長野県生まれ。デザイン事務所を経て、挿絵、装丁の仕事に入る。「怪奇ミステリー」シリーズ全6巻(PHP研究所)、「キムの十字架」(明石書店)、「エンジェルがとんだ日」(学習研究社)などがある。

ISBN:9784903002408
出版社:しなのき書房
判型:A5
ページ数:207ページ
価格:1600円(本体)
発行年月日:2012年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC