奈良市全域を取材対象とし、「昭和」時代をとらえた写真を収録した圧巻のボリュームの写真集。丹念な取材により集まった約5,500点の写真から、未公開写真を中心に600点超を選び出し、懐かしい街並みや商店街、激変した郊外の風景、懐かしい鉄道駅や元気な子どもたちの姿など、テーマごとに12の章に分けて紹介した。写真1点1点には、地元を深く知る執筆者による詳細な解説が付き、写っているものごとを多角的に読み取ることができる。
そのほか、写真家・入江泰吉がとらえた「仏像疎開」、あやめ池遊園地と奈良ドリームランド、近鉄地下化工事と油阪駅の廃止、幻の「奈良安全索道」など、昭和時代の奈良市の歩みをたどる上で特に興味深い事象は、フォトコラムを設け特集した。
1,500部限定出版で、増刷は一切行わない。