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せたがや 中世拾い歩き

著:谷山 敦子

紙版

内容紹介

世田谷の地面から「江戸以前」の余薫が零れ出る。
時空と地形にわたる、ひとり街歩きのモデル誕生!
古地図・旧版地形図計32点、写真57点 

目次

1 鉤の手と寺院の配置
 ―世田谷新宿と矢倉沢往還         
2 楽市のころ 
―続・世田谷新宿と矢倉沢往還
3 用賀口を過ぎて
―三本の矢倉沢往還の盛衰を測る                          
4 常盤塚を過ぎて 
―四本の芝道を考える            
5 塚めぐり 
―「境界」への小さな旅                
6 此岸と彼岸をつなぐ橋 
―熊野信仰の空間を行く
7 そして熊野神社は残った 
―熊野先達満願寺と檀那吉良氏
8 坂の太子堂 
―善光寺聖の足跡を訪ねる 
9 武士の城館と道と川 ①
―洪水に流された?木田見館
10 武士の城館と道と川 ②
―地侍大平清九郎の天地
11 生と死をめぐるトライアングル
―北沢川流域の生と信仰
12 続・塚めぐり 
―「境界」への小さな旅、再び          
付 街道と並木の話
                  
あとがき 参考文献 索 引

著者略歴

著:谷山 敦子
1955年東京都品川区荏原に生まれる。早稲田大学第一文学部美術史学専攻卒業。出版社勤務をへてフリーランスのライターとして活動。宮崎県博物館協議会委員。円空学会会員。

ISBN:9784902695366
出版社:之潮
判型:A5
ページ数:180ページ
価格:2000円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年06月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-C