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地域創造研究叢書

中部における福澤桃介らの事業とその時代

著:愛知東邦大学地域創造研究所

紙版

内容紹介

20世紀前半、名古屋を中心に次々と新事業や既存事業の拡大・強化に関わった福澤桃介。その事業や、同時代の名古屋経済界の人々との関わりに焦点を絞り、今日「産業立県」を誇る愛知県の近代工業形成過程を新しい切り口から分析する。

目次

第1章 福澤桃介の事業と下出民義の役割(森 靖雄)
第2章 時代の先取りをした人達――福澤桃介、桐生悠々、川上貞奴の足跡から(安保 邦彦)
第3章 中部地方における電気事業の展開――名古屋電燈・東邦電力・大同電力の軌跡(寺沢 安正、緒方 善郎)
第4章 「電力王」福澤桃介の鉄道事業――鉄道国有化後における地方鉄道の企業者活動(関谷 次博)
第5章 名古屋南部におけるセメント工業の成立と変遷(青山 正治)
第6章 矢田績とその名古屋での「シゴト」(朝井 佐智子)
第7章 豊田佐吉の足跡に見る起業家精神(安保 邦彦)
第8章 日露戦後名古屋における産業都市構想の形成――名古屋経済会の懸賞論文『名古屋市是』を中心に(真野 素行)

著者略歴

著:愛知東邦大学地域創造研究所
愛知東邦大学地域創造研究所は2007年4月1日から、2002年10月に発足した東邦学園大学地域ビジネス研究所を改称・継承した研究機関である。従来の経営学部(地域ビジネス学科)の大学から、人間学部(子ども発達学科、人間健康学科)を併設する新体制への発展に伴って、新しい研究分野も包含する名称に変更したが、「地域の発展をめざす研究」という基本目的はそのまま継承している。

ISBN:9784902225754
出版社:唯学書房
判型:A5
ページ数:146ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2012年09月
発売日:2012年09月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN