日本の製造業を分析する
自動車、電機、鉄鋼、エネルギー
監:大橋 英五
編著:丸山 惠也
編著:小栗 崇資
紙版
内容紹介
本書は、主要な製造業(自動車産業、電機産業、鉄鋼産業、エネルギー産業)について、経済の高度成長期からバブル期、低迷期から近年の世界的な大不況期にわたって、それぞれの産業の実態を分析し、その課題と今後の方向性を明らかにするものである。
目次
序章 変貌する日本企業
第1部 自動車産業
第1章 金融危機と自動車産業—自動車産業のあり方を問う
第2章 中国自動車産業と世界不況
第3章 自動車企業のグローバル展開
第4章 変貌するトヨタ連結企業グループの財務的動向—トヨタの連結財務諸表分析
第5章 日本の自動車企業と環境問題
第2部 電機産業
第1章 電機産業の構造変化
第2章 電機産業低迷の要因
第3章 総合電機メーカーの分析
第4章 家電メーカーの分析
第5章 電機メーカーの財務構造
第6章 電機産業の変容と再編
第3部 鉄鋼産業
第1章 戦後鉄鋼業の変遷
第2章 国内2強体制と東アジアへの生産の集中
第3章 日本の鉄鋼業の高収益構造の特徴
第4章 管理強化の労働現場と鉄鋼労働者
第4部 エネルギー産業
第1章 電力企業の現状と課題
第2章 石油企業の現状と将来