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英単語 語源ネットワーク

語彙力アップの決め手!

著:クリストファー・ベルトン
著:長沼 君主
訳:渡辺 順子

紙版

内容紹介

英語上級者に「どうやって単語を覚えたのですか?」と聞くと、異口同音に出てくるのが語源。「英語圏の学生も使う王道」が語源です。丸暗記には限界がありますが、英語の歴史に潜むドラマを知り、そこからネットワーク的に語彙を増やしていく方法、語根と接頭辞の組み合わせで意味を推測する方法なら、忘れにくく且つ未知語への応用が利きます。100万語もあるといわれる英単語。しかし本書を読めば、英単語のしくみのシンプルさと論理性、そしてその覚えやすさに納得するはずです。

●単語はどのように作られるのか
ギリシャ語、ラテン語、ゲルマン語にさかのぼる英語の歴史。ゲルマン民族大移動、ヴァイキング襲来、ノルマン・コンクエスト、百年戦争、ルネッサンスによる古典回帰などの歴史上の大きな出来事を振り返りながら、英語の歴史を概観します。


●英単語43に見る語源ネットワーク
computerは17世紀から存在していた、telephoneは「遠い」と「音」の2つのギリシャ語の組み合わせなど、43の単語をピックアップして、その歴史やエピソードを紹介します。さらに関連語をまとめてネットワーク表示し、語源への興味からたくさんの単語を覚えることができるように構成しました。

●重要語根50と20の接頭辞がつくる世界
単語の意味を決める語根と接頭辞を組み合わせて、どんどん語彙を増やしていく方法をマトリックスとネットワークの2つの図にして示しています。

目次

[第1章]単語はどのように作られるのか(長沼君主)
単語の成り立ちと英語の歴史
[第2章]英単語43にみる語源ネットワーク(クリストファー・ベルトン)
・aerobics 「酸素」を利用して「生命」を維持する
・computer 17世紀から存在した言葉
・concept 考えも子どもも生み出されるもの
・culture 「文化」は作物のように育つもの
・diet ダイエットと国会の深い関係とは?
・homosexual ギリシャ語とラテン語をあわせて19世紀に生まれた言葉

[第3章]重要語根50と接頭辞のマトリックス(長沼君主)
[第4章]重要語根50と接頭辞がつくる英単語ネットワーク(長沼君主)
コラム(クリストファー・ベルトン)
1.北(アングロ・サクソン語)vs.南(ギリシャ語、ロマンス語)
2.語源でなるほど! 現代の複合語
3.おもしろい語源をもつ単語
4.月の名前の由来
5.週の名前の由来
6.祝祭日の名前の由来
7.オフィスで使われる言葉の由来
8.英語になった日本語
9.人名が元になった言葉

ISBN:9784902091816
出版社:コスモピア
判型:A5
ページ数:232ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2010年05月
発売日:2010年05月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CFF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:2ACB