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酒匂讓の絵画

編:上田 高弘

紙版

内容紹介

東京家政大学で教授を務めた画家・酒匂讓(1930-2016)の画業をまとめた上田高弘(立命館大学教授)編集による初の画集。酒匂は70年代から没年まで、みゆき画廊における個展において一貫して抽象絵画を発表し続けた。本書には油彩作品を中心に、晩年に取組んだ水彩画やドローイングも多数収載。野見山暁治、入江観、佐治晴夫らもテキストを寄せている。

[目次]
まえがき

サコーさん(野見山 暁治)
みゆき画廊と酒匂 讓(入江 観)
夢の世に かつ まどろみて夢をまた かたるも夢も それがまにまに(佐治 晴夫)
[作家論]酒匂 譲小伝 ──みゆき画廊と東京家政大学を楕円の二つの中心とした(上田 高弘)

Ⅰ 作品図版 [油彩・水彩]アトリエに遺された作品
 油彩/Oil Paintings
 ハヤカワミステリ表紙挿画
 酒匂 讓 個展案内状アーカイブ
 水彩/Watercolor Paintings
 朝日新聞「朝日 俳壇・歌壇」挿画
 ドローイング/Drawings

Ⅱ 資 料 
 酒匂さんと個展(牛尾 京)
 教育者としての酒匂 讓「研究室がサロンみたいだった」(教え子たちの証言)
 酒匂 讓 年譜
 作品リスト

あとがき

目次

まえがき

サコーさん(野見山 暁治)
みゆき画廊と酒匂 讓(入江 観)
夢の世に かつ まどろみて夢をまた かたるも夢も それがまにまに(佐治 晴夫)
[作家論]酒匂 譲小伝 ──みゆき画廊と東京家政大学を楕円の二つの中心とした(上田 高弘)

Ⅰ 作品図版 [油彩・水彩]アトリエに遺された作品
 油彩/Oil Paintings
 ハヤカワミステリ表紙挿画
 酒匂 讓 個展案内状アーカイブ
 水彩/Watercolor Paintings
 朝日新聞「朝日 俳壇・歌壇」挿画
 ドローイング/Drawings

Ⅱ 資 料 
 酒匂さんと個展(牛尾 京美)
 教育者としての酒匂 讓「研究室がサロンみたいだった」(教え子たちの証言)
 酒匂 讓 年譜
 作品リスト

あとがき

著者略歴

編:上田 高弘
酒匂 讓(さこう ゆずる)
1930年鹿児島県生まれ。1954年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、1956年同校専攻科修了。1967年東京家政大学・短期大学専任講師に就任。1970年東京家政大学助教授、1988年に同校教授となる。1973年パリにて個展。1976年から没年の2016年まで東京・銀座のみゆき画廊で毎年個展を開催する。

編者:上田 高弘(うえだ たかひろ)
1961年大阪府生まれ。東京造形大学美術学部美術学科I 類(絵画)中退、東京藝術大学美術学部芸術学専攻卒業、東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻(博士課程)満期退学。東北芸術工科大学助教授を経て、現在 立命館大学文学部国際文化学域教授。著書に『モダニストの物言い――現代美術をめぐる確信と抵抗一九九〇―二〇〇五』(美学出版、2006 年)、共訳書にグリーンバーグ『グリーンバーグ批評選集』(藤枝晃雄監訳、勁草書房、2005年)。

ISBN:9784902078534
出版社:美学出版
判型:B5
ページ数:130ページ
価格:2500円(本体)
発行年月日:2019年02月
発売日:2019年02月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WFA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1D