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ポラメルブックス

森の戦士ボノロン カミナリ赤ちゃんの巻 4

監:原 哲夫

紙版

内容紹介

「親が子をすてるなんて、とてもできねえぞな」

たとえ血がつながらなくても、親子の絆はかたいのです。



ある村に、子宝ケヤキとよばれる大きな木がありました。

この木にお祈りすると、子がさずかると信じられていたのです。

村の夫婦サヤとモイはもう何十年も毎日毎日、子宝ケヤキにお祈りに来ていました。



ある日、いつものようにお祈りに来ると、穴の中にとってもかわいい男の赤ちゃんを見つけました。

赤ちゃんのまわりにはだれもいません。

この子は子宝ケヤキがさずけてくれたのかもしれない…

ふたりは、赤ちゃんをサモと名づけ、大切に家に連れて帰りました。



サモはお腹がすくとゴロゴロ―――

サモの泣き声はゴロゴロギャーン!!

カミナリのような音を出すサモ。実はカミナリ様の子どもだったのです。



村人たちはサモが来てから村には悪いことばかり起きるので、サモを山に置いてくるか、いっしょに村から出て行けと言いました。



サヤとモイは、つらいけどいっしょに村を出ることに決めました。その時流した涙がボノロンに伝わって……

著者略歴

監:原 哲夫
原哲夫:日本を代表する人気マンガ家。森の戦士ボノロン では制作プロデュースを担当。代表作は『北斗の拳』『蒼天の拳』『花の慶次』『いくさの子』ほか。

ISBN:9784902022698
出版社:コアミックス
判型:B5
ページ数:36ページ
価格:1200円(本体)
発行年月日:2009年04月
発売日:2009年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA