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佃島・月島游記

都会の島の物語

著:岸川 真
写真:茂木 一樹

紙版

内容紹介

数多くの文化人を生み、愛される、東京佃・月島。下町風情ともんじゃ焼きの地として、全国区の観光地になっています。月島在住の作家の眼で、地域の人々、変遷、住吉神社の大祭などの魅力を余すことなく描く、情味豊かなエッセイです。写真多数掲載。

目次

はじめに 僕が月島に住んだわけ
 出発 
 自己紹介
 なぜ大阪か?
 売れない作家の書き方
 キーワードは移住
 いよいよスタート!

第一章 浪花の佃紀行
 通天閣下の冒険
 住吉講義
 住吉大社参詣
 田蓑の女

第二章 大川に浮かぶ神の島
 東海道、阿弥陀道中
 龍神社詣で
 祭の思い出
 現代浮世風呂 その一
 異人交友

第三章 故旧の町、新佃
 猫集会
 西町扇屋の若
 東町漫歩
 現代浮世風呂 その二

第四章 勝どき、豊海、晴海漫歩
 勝鬨橋の太公望
 一九の碑と不思議な喫茶
 現代浮世風呂 その三
 贋緑地
 埠頭まで

第五章 月島東河岸、水辺の生活
 月島東西
 忍者部屋縁起
 路地の植木
 鬼火と黒走
 現代浮世風呂 その四
 朝潮運河と鉄管堀
 お盆と震災
 花火の見える堀端

第六章 月島西河岸、紳士淑女謁見記
 私的珈琲店譚
 路地裏の散髪屋
 永遠の新開地
 菓子の味
 現代浮世風呂 その五
 ナニモノ?
 新開地の夜

著者略歴

著:岸川 真
編集者、筆耕、映画監督。1972年、長崎生まれ。山口大学人文学部中退。日本映画学校卒、佐藤忠男に師事。出版社勤務の後、フリーランス。09年公開予定映画を準備中。主な編書に、佐藤忠男「草の根の軍国主義」、青山南「アメリカ短編小説52講」、小野民樹「撮影監督」、筒井康隆「筒井康隆漫画全集」ほか多数。主な著書に、「『映画評論』の時代」(佐藤忠男共編・岩波現代文庫)、「フリーという生き方」(岩波ジュニア新書)。
写真:茂木 一樹
1977年 東京都北区東十条生まれ。1999年 日本映画学校卒業以降、フリーランスカメラマン。現在、書籍/雑誌/映画スチールを中心に活動中。

ISBN:9784901964135
出版社:アニカ
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2008年06月
発売日:2008年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WTL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:WTR
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ