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現代の分業と標準化

フォード・システムから新トヨタ・システムとボルボ・システムへ

著:野原 光

紙版

内容紹介

製造作業過程における構想と実行の分業を考え直すことで、標準化の際の人間の特性に合致した学習方法の採用により構想と実行の分業を克服し、高い水準の生産性を実現することを実証的に理論的根拠を示しながら明らかにする。

目次

前編分業労働とテイラーリズム/第1章問題の所在、第2章労働過程の本来的構造とテイラー的分業、第3章テイラーリズムと労働者(シモーヌ・ヴェイユの工場労働論)/後編現代産業労働における分業と標準化の諸形態/第4章フォード生産システムと現場作業、第5章トヨタ生産システムと現場作業、第6章新トヨタ生産システムと現場作業、第7章リフレクティブ・プロダクションと現場作業、終章結論と展望にかえて、補章生産システムとその存続の社会的条件という枠組みの設定(暗黙の認識枠組みと調査で特定される事実)

著者略歴

著:野原 光
長野大学産業社会学部教授

ISBN:9784901793285
出版社:高菅出版
判型:A5
ページ数:462ページ
定価:3905円(本体)
発行年月日:2006年11月
発売日:2006年11月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KC