関西弁で愉しむ漢詩
著:桃白 歩実
紙版
内容紹介
李白・陶淵明・白居易……あの詩人たちが関西人だったらこんなに楽しい! たとえば、陶淵明の「帰去来辞」は、「さぁ 帰ろか〜/イナカの田畑は荒れ放題や/これは帰らなアカンやろ/心が自由ちゃう世界で/何をウダウダせなアカンねん……」、韋応物の「幽居」は「社長も平社員も身分はちゃうけど/家を一歩出たら仕事に追われてる……」という具合になる。現代風に、左遷をリストラ、馬車を自動車と読みかえるなどの工夫もあり、とっつきにくい漢詩が、身近な世界として楽しめる。収録された54編の漢詩には、関西弁訳のほか、読み下し文と解説もつけた。
目次
第1章 幸も不幸もタイミングやて/第2章 故郷のこと思い出すねん/第3章 お酒止めたら楽しいことあれへん/第4章 仕事辞めるんも悪ないで/第5章 こんな風景を憶えておいてや/第6章 アンタのせいで息も出来へん/第7章 迷子みたいに心細いねん /第8章 人生ナンボのもんじゃ/第9章 今日でお別れやねんな/第10章 今を生きような
ISBN:9784901330503
。出版社:子どもの未来社
。判型:新書
。ページ数:240ページ
。定価:820円(本体)
。発行年月日:2005年01月
。発売日:2005年01月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC。