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読み・書き・計算が子どもの脳を育てる

著:川島 隆太

紙版

内容紹介

ブレイン・イメージング研究の第一人者、「大人のドリル」で話題沸騰の東北大・川島隆太教授が、子どもの脳を健康にたくましく育てる教育方法、学習方法についてわかりやすく説く。「音読をする」「ゲームをする」「考える」「目で見ておぼえようとする」「書いておぼえようとする」などのさまざまな脳のデータは、見るだけで納得できるほどの説得力があるu。

目次

1 教育とは脳を育てること
人間は「考える葦」/健康で元気な脳を育てる/脳も体の一部──だから基礎トレーニングを
2 読み・書き・計算は「脳の全身運動」
脳のはたらきを目で見てみよう/読み・書き・計算は「脳の全身運動」
3 学校教育に「寺子屋的」な学習を
学校教育に「寺子屋的」な学習を/学習のモチベーションを高める/なにごとも「バランスよく」が大事
4 障害児にも読み・書き・計算を
 読み・書き・計算が脳の機能回復に役立つ/障害児にも読み・書き・計算を
5 家庭学習のポイント
学習するってどういうこと?/学習しやすい環境づくり/家庭学習のポイント/脳は成長しつづける
6 よくあそび、よく学べ
「なぜ勉強するの?」に答える/集団でたくさん遊ぼう
7 これからの教育と脳科学
脳の研究・4つの柱/脳科学を教育に生かす動きがはじまった/わたしの夢・新しいコミュニティーづくりへ

著者略歴

著:川島 隆太
1959年千葉市生まれ。1985年東北大学医学部卒業。堂大学院医学研究科修了(医学博士)。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同専任講師を経て、現在同大学未来科学技術共同研究センター教授。

ISBN:9784901330213
出版社:子どもの未来社
判型:4-6
ページ数:136ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2002年08月
発売日:2002年07月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN