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子どもを生きればおとなになれる

「インナーアダルト」の育て方

著:クラウディア・ブラック
訳:武田 裕子
監訳:水澤 都加佐

紙版

内容紹介

おとなとして社会に適応していても、実はおとなになりきれていない。
でもそれは「子どもっぽい」という意味とはまったく違う……。
おとな=自分を幸せにできる人。
そのために必要な<インナーアダルト>の育て方とは?
人生を変える4つのステップ、5つの力。
子ども時代の痛みを超えて、本当のおとなになるために! 
AC(アダルト・チャイルド)概念の生みの親、
クラウディア・ブラックが経験のすべてを注ぎ込んだ一冊。

目次

インナーチャイルドとインナーアダルト(監訳者によるまえがき)
1章 過去の痛みの正体を知る
  (子ども時代の痛みを、「喪失」「見捨てられ体験」として見直す)
2章 現在の痛みのサイクルに気づく
  (なぜか繰り返してしまう苦しい生き方。そこから抜けるには?)
3章 自由への4つのステップ
  (前に進みたいのに感情がじゃまする。だから順を追って一歩ずつ)
4章 インナーアダルトを育てる
  (自分を支える5つの力を手にする。それはあなたを守り、輝かせてくれる)
5章 秘密はいらない、役割はいらない
  (過去の秘密に縛られなくなるには? 役割を手放した私は、いったい誰?)
6章 新しい関係をつくる
  (家族との関係をどうする? 新しい親密な関係を育てていくには?)
クラウディア・ブラックからあなたへの贈りもの

著者略歴

著:クラウディア・ブラック
ソーシャルワーカー、社会心理学博士。
家族システムとアディクション(依存症・嗜癖)についての研究の第一人者であり、フ ァミリーセラピストとしての評価も高い。世代連鎖の問題に光をあてた名著『私は親のようにならない』(邦訳は誠信書房刊) はミリオンセラーとなり7ヵ国語に翻訳。本書はその続編にあたる。現在アメリカ北西岸の小さな島に、編集者で夫であるジャッ ク、犬のクィンとケイティと暮らしつつ、講演や臨床家へのトレーニングで世界をめぐる。アスク・ヒューマン・ケアの招きで 1998年、2003年に来日。
監訳:水澤 都加佐
1943年生まれ。学習院大学卒。日本社会事業大学研究科修了。
ソーシャルワーカーとして、神奈川県立精神医療センターせりがや病院・心理相談科長をへて、'94年より(株)アスク・ヒューマン・ケア取締役・研修相談センター所長。
特定非営利活動法人ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)副代表。
'75年より毎年アメリカに渡り、EAP(職場のアルコール対策)、インタベンション(介入)、家族プログラム、集団療法、共依存やグリーフへの援助、コンフリクト・リソリューション(メディエーション)、カップル・カウンセリング、ナラティブ・セラピー、認知行動療法、モティベーショナル・インタビューイングなどの
トレーニングを受ける。
講師として多くのセミナーを担当し、参加者への温かい視線と、共感に満ちたグループワークが魅力。自らカウンセリングを行なうだけでなく、多くの治療・援助者のスーパーバイザーをつとめ、企業や官庁のメンタルヘルスに関するアドバイザーとしても活躍。各地での講演多数。

ISBN:9784901030083
出版社:アスク・ヒューマン・ケア
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2003年07月
発売日:2003年08月31日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP