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これで解決!シゴトとココロの問題

著:廣川 進

紙版

内容紹介

東川麻子氏(産業医専門医)推薦!

職場で実際に起きている対応の難しいケースをできるだけリアルに再現した質問を設定しています。
「対応のポイント」と「絶対NGなこと」を整理し、平易で具体的な解決策を提示。労働新聞社WEBに連載しているQ&Aを元にしたインタビュー形式の動画『これで解決!シゴトとココロの問題』をベースとして書籍化しています。
本人と組織の双方の利害のバランスを考慮しつつ、産業医を始めとする産業保健スタッフ、人事・労務、心理職など多角的な視点に立って解説しています。

目次

第1章 最近のシゴトとココロの問題 ~産業医と公認心理師の対談~
1 コロナ禍を経験し、これまでと変わってきたこと
2 「適応障害」診断書増加への対応
3 関係者の連携はどうはかるべきか
4 産業医が見る最近の傾向

第2章 事例で考える シゴトとココロの問題
1 診断書の内容をきちんと確認する
2 躁状態でないときに治療勧奨を
3 問題にする前に丁寧に話を聞く
4 もみ消さず訴えに真摯に向き合う
5 コミュニケーションのずれ解消へ
6 労いと評価をきちんと伝える
7 惨事ストレスの高得点者探す
8 信頼築きグループの歪み改善へ
9 本人の特性踏まえた対応を
10 本人の意思確かめ公正な調査を
11 斜めの関係活用し健診糸口に
12 上司に直接話す機会提案を
13 ストレスの原因丁寧に傾聴を
14 定期健診の機会を活用へ
15 自己主張訓練が有効に
16 失敗続きの新人がADHDの診断書
17 上司が交際迫り抑うつ状態に
18 新入社員が上司から圧力?
19 新入社員が叱られて泣く
20 検品ミス多発で発達障害疑う
21 店長がバイトを怒鳴りつける?
22 栄転した部長にクレーム続出
23 コロハラでうつ病に?
24 テレワークでメンタル不調増加
25  セクハラで取引先から訴え
26 同性愛バラされ体調不良に
27 テレワークで夫婦仲悪化
28 パワハラ受け休職後復帰の注意点
29 空気が読めないトラブル社員
30 持ち場離れる社員に困惑

著者略歴

著:廣川 進
1959年、東京生まれ。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授(文学博士)。
日本キャリア・カウンセリング学会(旧・日本産業カウンセリング学会)初代会長。公認心理師、臨床心理士、シニア産業カウンセラー、2 級キャリア・コンサルティング技能士、海上保安庁メンタルヘルス・惨事ストレス対策アドバイザー・パワハラ防止対策委員。
出版社に約20年勤務し、雑誌編集、人事、衛生管理者、ヘルスケア等の担当業務を経験して2001年退社。その後、大正大学臨床心理学科教授として13年間、臨床心理士を養成する傍ら、海上保安庁、国立国会図書館、千葉県庁(復職支援プロジェクト)等の官公庁や民間企業で心理カウンセラー、職場メンタルヘルスのコンサルタントとして勤務してきた。
海上保安庁、警察大学校、警視庁、県警や企業でのメンタルヘルス、モチベーション向上等の研修講師、ストレスチェックの組織分析のフィードバック等も行っている。

ISBN:9784897619576
出版社:労働新聞社
判型:B6
ページ数:176ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2023年12月
発売日:2023年12月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN